Windowsの50の小枝小技
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046.開いたウィンドウを一気に閉じる。

 [マイ コンピュータ]をダブルクリックして、[(C:)]をダブルクリックして、[Program Files]をダブルクリックして...と、どんどん指示していくと画面がウィンドウだらけになってしまう。

 これらのウィンドウを一気に閉じる小技。最後に開いたウィンドウの[クローズボタン]を、キーボードの[Shift]キーを押しながらクリックする。

 そうすると、その親にあたるウィンドウ、全てが閉じる。知っていると便利である。

 ただし、この技は、[従来のWindowsスタイル]か、[カスタム]の[フォルダを開くたびに新しいウィンドウを作る]を指示した人だけに有効である。

 Windows98以降は、[別のフォルダを開くときに新しいウィンドウを作らない]がデフォルト(初期状態)になっているのだ。

 

047.スクロールバーの秘密

 ウィンドウ内で表示しきれない場合は、ウィンドウの右または下に現れるスクロールバー。

 上下(または左右)にあるスクロール矢印はクリックすると1行ずつスクロールする。

 スクロール矢印の間にある立体的に浮き上がって表示されている部分はスクロールボックス。ドラッグすると自由にスクロールすることができる。

 スクロールボックス以外の部分。ここをクリックすると1画面ずつスクロールする。

 スクロールボックスから離れた位置をクリックすると、より多くスクロールする感じがするが、これはどこをクリックしても同じなのだ。

 

048.選んで[OK]はダブルクリックで

 例えば、[ファイル]の[開く]で、開きたいファイルをクリックで選んで[OK]をクリックするような場面では、開きたいファイルをダブルクリックするだけでよい。

 基本的に「選ぶ」+「OK」は、ダブルクリックで代用できるのだ。

 



047.スクロールボックス以外の部分を
クリックすると1画面スクロールする。

 

049.覚えておきたいショートカットキー

 キーボードを使うことにより、すばやく指示を出せるショートカットキー。その中でも覚えておくと便利なのは「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」の3つだ。

 この3つはほとんどのアプリケーションで利用するし、頻繁に使う。覚えておいて損はないだろう。

 切り取りは[Ctrl]を押しながら[X]

 コピーは[Ctrl]を押しながら[C]

 貼り付けは[Ctrl]を押しながら[V]

 キーボードでは[X][C][V]は並んでいるので比較的覚えやすいので3つまとめて覚えるとよい。

 ちなみに選択は[Shift]を押しながら矢印キー([↑]、[↓]、[←]、[→])だ。

 

 

050.何かしたいときはダブルクリックか右クリック

 操作が分からない場合は本当はヘルプファイルや書籍で調べたほうがいいのだが、面倒だ。

 「ここをこんな風に変更したいけど、やり方が分からない」という場合、とりあえず、「ここ」をダブルクリックする。

 何かしらの反応があるはずだから、その中に「こんな風に変更したい」指示があることが多い。

 ダブルクリックで目的の操作が見つからないときは、「ここ」をポイントして右クリックする。

 ポップアップメニューが表示されるはずなので、その中から目的の操作を探す。

 これで、たいていの操作は何とかなるのだ。

 でも、このように四苦八苦するより最初から調べてよく読んでおいた方が早かったりする(笑)。

 

 最後までご愛読いただき、ありがとうございました。これにて終了とさせていただきます。

 Windowsに限らず、どんなアプリケーションにも応用が利くように工夫したつもりですか、いかがだったでしょうか?

 「安定」同様、思いついたら付け足しますのでたまに覗いていただけたらうれしいです。

 さて、次の企画は何にしようかな? 新しい企画もよろしくお願いします。ありがとうございました。

 

 

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