Windowsを安定させる方法
完全版
おかしくなったときの対処方法 〜その1〜

●フリーズしても、あきらめずに    
  ◎重要度 ★★★  ◎難易度 ★★    
 コンピュータを操作中にキーボードやマウスを受け付けなくなった。そんな状態を「フリーズ」、または「ハングアップ」、あるいは「落ちた」という。

 もしそうなっても、すぐに電源スイッチを押さずに、ある程度、あがいてみよう。

 マウスが動くようなら、Windowsの終了操作をする。マウスが動かないときは、キーボードのWindowsキーが効くか試してみる。

 それでも、だめなときはキーボードのCtrl]キーと[Alt]キーを押しながら、[Delete]キーを押してみる。

 もし[プログラムの強制終了]のウィンドウが表示されるようなら、[シャットダウン]ボタンをクリックするか、[Alt]キーを押しながら、[]キーを押す。うまくすれば、これで終了処理を始める。

 画面上、何も変化が起こらない場合は、もう一度、キーボードの[Ctrl]キーと[Alt]キーを押しながら、[Delete]キーを押す。

 [プログラムの強制終了]のウィンドウが表示されるので、もう一度、[Ctrl]キーと[Alt]キーを押しながら、[Delete]キーを押す。これで再起動すればOK

 それでも、画面上変化が起きない場合は、コンピュータ本体にある[リセットキー]を押す。

 最近のメーカー製のコンピュータはリセットキーがついていない場合があるので、そのときは電源スイッチを数秒間、押しっぱなしにする。

 それでも電源が切れないときは、最後の手段! コンセントを抜く! ...である。

 なお、このように強制終了した場合は、次回起動時に、●スキャンディスク(標準)をするをすると吉。
 

 



●フリーズしても、あきらめずに
[Ctrl]+[Alt]+[Delete]で表示される
[プログラムの強制終了]。
ここで[シャットダウン]をクリックすると
強制的にWindowsを終了できる。

●マイクロソフトサポート技術情報を参照する   ●ケーブルが抜けかかっていないか確認する
  ◎重要度 ★★  ◎難易度 ★★     ◎重要度 ★★  ◎難易度 ★
 マイクロソフトサポート技術情報にはWindowsやインターネットエクスプローラなどの問題点(障害)と対処方法が掲載されている。

 マイクロソフトの製品で障害が発生した場合、参照するとよい。

 更新は頻繁で、平日はほぼ毎日更新されている。

 URLは、以下のとおり。

http://www.asia.microsoft.com/japan/support/

 ページの一番下にある、「新着サポート技術情報」と「サポート技術情報検索」が参考になるだろう。

 「新着サポート技術情報」は毎日チャックする人向け。

 「サポート技術情報検索」は文字通り、キーワードで情報を検索することができる。
 

   トラブルシューティング(障害対策)の基本中の基本。

 あまりにも基本的なことなんで、ついつい忘れてしまうことがある。

 以前、コンピュータが何の前触れもなく、いきなり再起動するという障害が発生したことがある。

 原因は...コンセントが抜けかかっていたため(笑)。

 同様に、ディスプレイに何も映らない、キーボードから文字が入力できない、マウスの矢印が動かない、プリンタで印刷できない、インターネットでいきなり回線が切断されてしまう、などなど。

 そんなときは、ケーブルが抜けかかっていないか、まず最初に確認するといいでしょう。

●セーフモードで起動してみる   ●地域は日本語に
  ◎重要度 ★★★  ◎難易度 ★     ◎重要度 ★★★  ◎難易度 ★
 Windows95/98で、アイコンや文字の表示がおかしくなった場合、前者はアイコンキャッシュが、後者はフォントキャッシュがおかしくなった可能性がある。

 アイコンキャッシュ/フォントキャッシュとは、一度表示したアイコンやフォント(文字)を、Windowsが覚えており、次回表示するときに高速に表示するようにした機能である。

 セーフモードで起動すると、アイコンキャッシュ/フォントキャッシュをクリアする。アイコンキャッシュやフォントキャッシュが壊れた場合、有効な技だ。

 Windows95の場合は、「Windows95を起動しています」と、表示されたら[F8]キーを押す。

 Windows98の場合は、Windowsが起動するときに[Ctrl]キーを押しっぱなしにする。

 メニューが表示されるので[セーフモードで起動]を選ぶ。

 セーフモードで起動したら、再起動を指示して、通常どおり起動する。
 

   Windowsには地域の設定ができる。これを変更すると、時刻や日付、通貨、数字の表示が変更される。

 もちろん日本語に設定し、むやみに変更してはいけない。

 下手に変更すると、Excelの表示形式がおかしくなったり、年月日が入力できなくなったりする。

 [スタート]をクリックし、[設定]をポイント、[コントロールパネル]をクリックする。

 [コントロールパネル]が表示されるので、[地域]をダブルクリックする。

 [地域のプロパティ]が表示されるので、[地域]のタブの設定が[日本語]であることを確認する。

    ●それでも地域を疑う
      ◎重要度 ★  ◎難易度 ★



●地域は日本語に
●それでも地域を疑う

[地域]は必ず日本語で。

   「地域は日本語に」で、[地域]が[日本語]であることを確認したのに、それでもなお、年月日が入力するとエラーが出るという障害を経験したことがある。

 何をやってもだめで、苦し紛れで以下のことをやったら、直ったことがある。

 [地域のプロパティ]を表示し、[日本語]をわざと別の国にして[OK]をクリックする。

 再起動後、再び[地域のプロパティ]を表示し、[日本語]に戻して[OK]をクリックする。

 どうやら、表示が日本語になっていても、内部で別の設定になってしまうことがあるようだ。

 一応、参考まで。

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